Pastoolでは、主にがんの領域で内視鏡や針を使って腫瘍組織を採取する従来の生検(biopsy)に代えて、 血液などの体液サンプルを使って診断や治療効果予測を行う技術「リキッドバイオプシー(Liquid biopcy)」を用いています。検査する方の負担が小さく様々な体内の情報が得られる手法として近年、世界中で研究開発が進められています。
検査の対象となるセルフリーDNAやセルフリーRNAは、常温環境では時間と共に分解されてしまうため、−80度の超低温冷蔵庫を用いて保存・輸送する必要がありました。当社が独自で開発した検査キットは常温でセルフリーDNAやセルフリーRNAを常温で保存できるため、一般的な郵送での検査が可能となりました。